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朝日新聞静岡版1991年6月12日
国際里親がインドネシアの学生ら招く
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----- 以下掲載記事全文
≪国際里親がインドネシアの学生ら招く≫
−公共施設や工場の見学も−
インドネシア・バンドンの青年委員会交流圏集団の一行が11日、
富士宮市を訪れ、富士宮市民との文化交流を盛大に図ることに
なった。
これは、インドネシアやスリランカの子どもたちの人材育成に
努めようと”国際里親制度を組織し、奉仕活動に取り組んで
いるC.P.I.教育文化交流推進委員会(小西菊文代表)が
窓口となり実現したもの。同市に3日間滞在する。
C.P.I.は、民間組織。インドネシア、スリランカなど途上国の子ども
たちの”里親”を募り、人材育成に努めている。
国の発展は、その国の子どもたちの手で、という考えに基づくもの。
今回の富士宮市訪問は、代表の小西さんが、C.P.I.のメンバーの
一人として活動している外神の渡邊すみ子さんに「是非富士山の
ふもとである富士宮市を見学させて」と話を持かけたのがきっかけ。
滞日する研修団はバンドン青年委員会のワーサン・デワンタさん、
全インドネシア助成青年団中央委員のラテュヌワ・オエトヨさんら、
団体役員。教師。学生・バンドン市職員ら通訳を含む31人。
一行はさる3日来日し、日本の産業、流通過程、環境衛生などに
ついて学んだ後、11日に富士宮市を訪れ、渡邊市長への表敬
訪問、同日夕方の「インドネシア・日本文化交流の夕べ」に臨む。
同夕べでは、四中生徒との交換会が予定されており、三味線・
日舞・民謡などを披露。訪問団によるインドネシアの舞踊が
披露される。《中略)
12日には富士宮農協、13日には東京農大やほてい缶詰工場を
見学の予定。